江戸時代は、
米、塩などの消費物資がこの鉄砲洲の港へ入ってきていました。
今も、こちらの住所は、湊(みなと)です。
豊穣の神であるとともに、
鉄砲洲稲荷神社、鉄砲洲生成太神(いなりのおおかみ)は
波を止めるという、波除(なみよけ)の
海上守護の神として、崇敬されていたそうです。
当時、この社の隣りはすぐ入江。
鳥居のとなりの石塔。
大きくてリッパなものです。
でも、足元に植木鉢があって、下町っぽい神社の雰囲気です。
ご挨拶します。
今は、海は少し遠くなり、
まわりは住宅や会社になっているのですが
やはり、海に関連した場所であることが、わかります。
拝殿のかなには、獅子頭がありました、
以前うかがった波除神社にも、獅子頭がありました。
波風をピタリとおさめたご神威に対して奉納されたのが、
一声で万物を威伏させる「獅子」の頭だそうです。
江戸っ子は、威勢がいいのです。
波除神社の記事は、こちら。
お賽銭の神紋も八幡さまだし、
ご挨拶すると、基本の感じは八幡さまでした。
でも、のぞいでご挨拶すると、まんなかに八幡神社。
その右に琴平神社、住吉神社。右側は海チーム。
その左には、浅間社と三輪社の相殿、天満社。左は山チーム。
どなたが、こんな風にされたのか、いい感じのバランス。
うしろのマンションの壁にくっついてしまってるけど。
頂上にはお社もあります。
この建物、いい感じです。
下町は東京大空襲で焼かれたので、そのあとに建ったものでしょうけど、
窓ガラスや、外灯もいい感じだなあ。
お祭りは賑やかだろうなあ。