国道16号という、大きなトラックが通るような幹線道路から
一歩はいると静かな聖地があります。
参道がふたつあって、こちらは神社の方の参道。
階段の下に、この池。
ちょっとした崖になっていて、本殿とお堂がうえにあるのですが、
その崖から水が滝になって湧き出しています。
このあたりは、寺社がいくつかあつまっている拝島のパワースポット、と聞きました。
また、古墳や遺跡も多いようです。
目黒不動もそうだったのですが、
もともと、崖から地下水が湧き出る古代の聖地だったところに、
お寺、神社が集まってきた、という事だと思います。
ここは、この湧水の池がポイント。
池のふちから落ちる様子は、まるでふちのないプールのようです。
こういった大量の湧き水の聖地にいると、
よけいなモノ、念、思いがながれていくのがわかります。
さらに、ここでは、ふわっとした暖かい空気もあります。
隣りは、拝島大師があります。密教の修法は火で行うものが多く、
その火に対する水としても、よくできているなあと思います。
おねいさんという方が、眼病平癒を大日堂に祈願して
この清泉で洗眼したところ、たちまち治ったそうです。
お不動様が守っていらっしゃいました。