大きな入口は、別にあるのですが、私はここから入ります。
その方が、順序だてて、神さまに近づいていくような感じがするのです。
こちらの川が、なかなか良いです。
前宮の水眼の流れが、自然のままであるのに対し、
人の手がはいった水路になっていますが、湧水が勢いよく、流れています。
神聖な感じがするなあと思っていて
帰って調べてみたら、この川は御手洗川とされていて、
ここでは、蛙狩神事(かわずがりしんじ)という神事が行われるそうです。
元旦の日にカエルをここで取って、矢で射抜いて神前に捧げるそうです。
カエルはヘビの餌。
ヘビに象徴されるのは、ミシャクジ神かもしれません。
建御名方神(タケノミナカタノカミ)の
前にいらした地元の神さま(のひとり、一柱)が、ミシャクジ神。
守屋山にささげるとしたら、ミシャクジ神へのささげもの、と読めます。
逆に、この本宮の川で捕らえられるカエルを
武道の神さまの象徴が射抜いて、ささげるというのは、
自らのエサを、相手の方法で供する、ということで
ミシャクジ神の服従の象徴、とも読めるのですが、
いまは、わかりません。
古い。この黒木鳥居からして。
諏訪大社とは関係がなさそうですけど、とても古い地元の方のようです。
お疲れさまです。
(ちなみに、今回はうかがっていませんが、
この左後ろにチラっと写っているのが、法華寺です。
織田信長が明智光秀の頭を、欄干にぶつけたとされるお寺)
諏訪大社 ウェブサイト
御柱祭 ウェブサイト
諏訪大社については、八ヶ岳原人さんのサイト がとても詳しく書かれていました。