上社前宮から、下社秋宮へ巡ると、
だんだん洗練されてくるように感じます。
地元の神さま、ミシャクジ神や、
大祝(おおほおり)さんという現人神(あらひとがみ)。
また、守屋山への信仰から、
ヤマトの神さまとの争いから逃げてきた
出雲の神さまのタケミナカタノカミへ。
さらに、それを治めるヤマトの勢力、という流れも感じます。
その象徴として、境内には、伊勢神宮の遥拝所もあります。
でも、もちろん、ここには鬱屈(うっくつ)したイヤな感じは、当然ありません。
こちらでも遥拝します。
手水舎は、大きな参道から入る鳥居の前にもあるのですが、
この鳥居のところにも。
豊かだなあ。惜しみなく与えられる大地の力。
支配する神さまや人がかわっても、この豊かさは変らないのです。
諏訪大社の4つのお宮をすべてまわって、ご朱印をいただいたので、
ご褒美ももらいました。
ソバの落雁(らくがん)です。
神紋は、ふたつ。それぞれ梶(かじ)の木ですが、上社が根が4つ。
下社の梶の根が5つとされていす。
諏訪大社 ウェブサイト
御柱祭 ウェブサイト
諏訪大社については、八ヶ岳原人さんのサイト がとても詳しく書かれていました。