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貴船神社 (品川)

JR大崎の駅が近くです。最近は再開発されて、高いビルが建っています。
以前は、まだちょっと荒っぽい工業地帯や、海の雰囲気ののこる場所でした。
ここもちょっと高い場所になっていて、昔は海で足を洗うような場所だったのでしょう。
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鳥居の前に大きな布袋様。屋根もついています。
神社の神様ではないのですが、崇敬される方から納められたとのこと。良い感じ。
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拝殿。ご挨拶します。
京都の貴船神社から勧請されたとのことですが、ちょっと違う感じがします。
もっと、伊勢の神様とか、地元の神様に近い感じ。
でも、とても大切にされているようすです。お祭りも賑やかでしょう。
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お賽銭箱には、この神紋が。
めずらしい。貴船であれば水を表す三つ巴かと思っていたら、こちら。祇園守。
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これは、京都の八坂神社のなかでも、牛頭天王のお印。
病原菌に汚染されていない清潔な水という考えは、いまならわかりますが、
当時はまだ、わかっていなかったはず。
それでも、清らかな水と流行病の関係は、知っていたようです。

境内に摂末社。
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­石碑には、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)、三ツ木稲荷神社、満潮宮とあります。
左の灰色の鳥居は、祖霊社。

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、山の神様。
海上からの目標となる山という意味で海運、海の神さまとされています。
三ツ木稲荷神社は、こちらの地元の方でしょう。
満潮宮は、めずらしいお名前ですが、これも海に関連した方。
はやり、海との関連が強かっのだと思われます。

その近くに昔の道標があります。
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近くから移築されたそうですが、
観音様の梵字があり、観世音菩薩供養道標であると説明されています。
観音さまは、水を統べる方です。やはり、ここにも水に関連した方がおられます。
旅先で亡くなる者は、望郷の念をいだいているので祟るという考えがあります。
昔は今ほど簡単には、長距離の移動もできず、命がけの旅で亡くなる方もあったことでしょう。
その死者が、伝染病をもたらすという考えもあるように思いました。

それにしても、こちらに勧請された藤原伊勢人という方となっていますが、ちょっと謎。
こちらに勧請されたのが709年。
京都の貴船神社の年表では、貴船大明神の夢のお告げで、
観音さまをお祀りする鞍馬寺を建てたのが796年。
(何年、生きてるんだ伊勢人と思いますが、ま、そんな事もあるかな)
そして、ここにも観音さまでした。

貴船神社(品川) 東京都神社庁のページ
貴船神社(京都)の年表