牛嶋神社。
三輪鳥居、三ツ鳥居ともいいます。
ちょっと珍しい。
島、とも、嶋とも書いてありますが、神社庁では「嶋」
扁額をみると、こちらの字。
山の上に鳥がとまっているところが、島、という意味なのかな?
今はスカイツリーができて、
東京の新しい中心のひとつになっています。
スカイツリーももちろん、パワースポット。
こうして、ここから拝せる(笑)
ここは、なんと言っても「牛」でしょう。
ご祭神の須佐之男命(スサノオノミコト)は、牛頭天王と同じ、とされています。
また、もともと牛の牧場だったという話。
また、伝えられた話によると、牛御前の伝説もあります。
父に疎んじられた子の牛鬼の話。
隅田川に沈む牛の妖怪の話。
また、こちらの地で客死されたという清和天皇の第7皇子貞辰親王。
いずれも、恨みを残して亡くなったモノを
慰め、敬うというカタチです。
望郷の念をもちながら、旅先に亡くなるというのは、
菅原道真公をはじめとし、その魂が怨霊となって祟るという考えです。
旅先で亡くなる、というのは、暗殺ではないか、
と思われる場合も、チラホラと。
他には、誰がそうだと思われているのか?
というのは、別のところで、機会があれば、また。
で、それが今は守り神としていらっしゃいます。
今は移動してしまっていますが、
江戸時代には、五色不動のひとつの最勝寺がこちらの担当でした。
江戸をつくった方は、そのあたりのことも知っていて
霊的な配置をしているなあ、と感じます。
本所の七不思議もあり、
また、姥が池の伝説もちょうど、この向こう側。
このあたりは、アヤカシの多いところです。
牛嶋神社 東京都神社庁のページ