ある本で読んだアンケートによると、一般的な神社への参拝回数は、年間に1~2回というところでしょうか。
まあ、初詣とお祭りくらいなのかな。
ネットのアンケートで、この方のブログにきている方の答えなので、実際はもっと少ないかもしれません。
それを考えると、私はたぶん、神社へは行っている方だし、ご縁がある神社ではご昇殿しているので、祝詞(のりと)も聞いている方だと思います。
なので、ああ、おもしろい祝詞だなあ、と思うことが時々あって、CDになっているものは持っているものもあります。
大神神社で聞いた祝詞もおもしろかったです。
こちらの記事にも書いたのですが、授与所で頒布していただけます。
なので、ツイッターのタイムラインに流れてくる情報や、ネットをみていて、ああ、面白そうと思うと、「お気に入り」に入れています。
それで、この本「古神道祝詞」は、気になる、気になると思っていたらしく、二個も入っていたのを先日、気がつきました。
それぐらい気になるなら、買うべきだ、と思って、購入。
いや、すごい。
最初、イヤホンで聴いたのですが、音として耳に入ってくるというより、脳の真ん中、脳梁とか脳幹に響いてくる声でした。
詞(ことば)と、それを奏上される古川さんの力。
CDブックなので、メインはCDです。
祝詞の本文と解説はありますが、学術的な解説はほとんどありません。実際に聞いてみてよ、というのがご主旨だと思います。
そのなかで、やはりスゴいのは、大祓詞。(おおはらえのことば)
私は、学術的なバックボーンはないのですが、この大祓詞を聞いていて、いつも不思議に思っていたことは、
「天津太祝詞(あまつふとのりと)の太祝詞事(ふとのりとごと)を宣(の)れ」と言ったあと、
次の文章が
「かく宣(の)らば」で始まること。
太祝詞を言え、といいつつ、なにを言ったのかについて、言及していない。
その次には、そう言ったならと、話がすすんでいく。
一般的には、この大祓詞自体が、それにあたるという解釈と聞いたので、なんとなく納得いかないけど、そんな感じなのかなあ、と思っていました。
それを、このCDブックの大祓詞では、太祝詞を奏上されています。
微声で何を宣っていらっしゃるのかまでは、わからないのですが、唱えている音が収録されています。
その太祝詞が入ると、その前後が、スッキリと流れていくのがわかるので、やはり、ここに特別の祝詞が入るべきなんだなと感じました。
また、この大祓詞以外にも、この「古神道祝詞」には、日月神示の「ひふみ神示」の「四十七音之傳(よそぢまりななこゑのつたへ)」や、石上神宮の祝詞(のりと)に通じる「天之数歌(あめのかずうた)もあります。
これも貴重。
聞いていると、祓い清める力は当然のこと、癒やし、霊的なエネルギーの充電効果を感じます。
おすすめです。
この本にあったブログは停止状態のようで、noteにエントリーされているようです。
コメント
私がよく聞いているのは江原啓之氏の書籍の付録の大祓祝詞です。
「あまつのりごとのふとのりとをのれ!」がとてもカッコイイな~って思いながら聞いています。(* ̄∇ ̄*)
自分で奏上できるようになりたいですね~
江原啓之さんの祝詞は、聞いたことがありませんが、よく響くスピーカー(身体)をもっていらっしゃるから祝詞も響くでしょうね。
今度、聞いてみます。