久しぶりに成田山にお参りしたのですが、今回の目的は、こちらの出世開運稲荷。
境内からみて、ちょっと高い山の上におられます。
このあたりは、鎌倉八幡宮のなかの丸山稲荷社のようです。こちらの記事で。
この地、現在の千葉県佐倉市の城主であった佐倉城主から寄進された荼枳尼天尊(だきにてんそん)をご本尊としているととのことです。
成田山 新勝寺の境内にありますが、ここだけちょっと異色です。
新勝寺の関係の方は、境内におられると、法衣だったり、輪袈裟をかけていたり、ソレっぽい服装ですが、
この参道にお供えを売っている方は、普段着ので民間の方、パートさんっぽいのです。
でも、こちらのお祭りは、新勝寺がきちんとされているので、「だからナニか、問題が?」ということではないのですが、本堂におられるお不動様とはちょっと違うのですよ、という雰囲気があります。
お供えに、おあげときつねさんを売店で購入。
火打ち石で、火を切ってくれてお祓いしてくれました。
このときは、朝、早かったので、誰もいない写真になっていますが、このあと、すぐに行列ができていました。
蝋燭に火をつけてお供えしている間に、この真言をお唱えしていると意識がトンでいくような不安定な気持ちになります。
出世稲荷は、火難消除・開運招福・商売繁昌のご利益があるといわれていますが、その人がどこにつながるか、望むかによって、それぞれのところに、かなり強くつないでいただけるのだと思いました。
写真はありませんが、こちらの絵馬が真っ赤で独特でした。
スゲーパワフル。
めまいがしそう。
帰りには門前前のお土産屋さんをのぞきながら帰ります。
賑やかな人混みにいると、この世に帰ってきた感じがします。
神社に行ったときは、その場でなにか食べるか飲むかするのが良いと思っているのですが、ここでもちょっと何か食べます。
以前は、神社やお寺の参拝後、食べることは、ちょっとした直会(なおらい)の気持ちだったのですが、いまは食べる事で、自分の身体、現世、ここ、今に帰ってこれるような意味もあるんだな、と思うようになりました。