ランチに焦点をあてたテレビ番組です。サラメシは、「サラリーマンのメシ」の略だそうです。
今回は、企業の社長のランチの特集でした。去年に続いての特集です。
去年の記事は、こちら。
去年は、「食べるって占星術だと月だろ?と思って、登場された社長の月と、食べてたランチに関係性があるかな?とおもいました」
結論→「なし」でした。
それより、「月ではなく太陽と関連があるように思えました」としたのが去年。
それから、「社長はその会社の看板でもあり、また社長自身が押し出すもの、という太陽の意味がふたつあるのではないか?」というのも結論でした。
そして、今年もみてみます。
出生時間がわからないので、ハウスはありません。
社長、といっても代表取締役社長、ではなくってCEOだったりと正式な肩書きはあるのですが、ここでは失礼してみなさん「社長」とさせていただきました。
「社長メシ」スペシャルですし。
片野坂社長は、蟹座の太陽。
ANAは、女性の取締役や管理職の登用も多い会社です。人事部出身の片野坂社長は、これをさらにすすめていかれるとのこと。社員の待遇、というのは蟹座でしょうか。人事というのは、会社という山羊座のシステムのなかでも柔らかな蟹座が担っている部署だと思います。
社長メシは、コンビニのクリームパンでいい、というのも親しみをだされているようにも思います。
両手に資料をいれた紙袋で出勤し、いくつもの新聞を切り抜いて、情報あつめまくる双子座水星スタイル。もちろん、水星は仕事に役だっています。
月は、お昼のチャートだとギリギリなのですが、やっぱり月は射手座だと思うのです。
仕事は月ではないのですが、気持ちの問題やこだわりという部分は月が担っているように思うからです。
国内線50%でナンバーワンだった当時、あえて競争の激しい国際線進出プロジェクトをすすめたり、安定より挑戦を目指している姿勢は、射手座らしいです。
服部社長は、太陽は山羊座。
誰でもわかりやすいブランドといったら山羊座だし、オーセンティックで、しかも時計なのでデータであるのも山羊座らしい。
ランチのお蕎麦は、大学時代の友だちのお蕎麦屋さん。といっても江戸時代からある有名なお店でした。出身大学も含めこのお蕎麦ランチも、ブランドです。
この山羊座の太陽は、牡牛座の木星と調和的な配置。
創業家の看板は「得をしている」とおっしゃっていました。豊かさと育ちの良さをしめす牡牛座の木星がなんの無理もなく太陽、仕事に役にたっていて、重荷になっていません。また、ご自身はブランドの伝道師ともおっしゃってました。これも牡牛座の良さが仕事にでているところ。
月は、蟹座。
着任したときに組織が縦割りで横のつながりがなかった、その頃から業績が悪くなったとおっしゃっていました。そこは蟹座の月の親しみやすさをだしていきたい、という事だと思うのです。
吉田社長は、双子座の太陽。
ビルに入っているテナント企業の社長との総会のランチ懇親会の、立食パーティの場面から始まりました。
立食パーティといっても、食事はとれずに、ご近所に挨拶してまわるのは、双子座の太陽。
そして、いつものランチは、ご自身がいらっしゃるビルにつくった社食で、唐揚げ定食。これも社員とのコミュニケーションのためのようで、双子座のスタイルです。
でも、社食でいきなり隣に社長が「おう」って座ったらドキドキするよね。
射手座に土星があり、牡羊座の金星とぴったり調和的な配置。土星は不動産事業なのですが、東京の丸の内の土地や建物を再開発して、新しくしていくのは射手座と金星の働きだと思うのです。
月は、乙女座か獅子座。
自分から社食で社員のとなりに座っていくのは、獅子座ではなく乙女座かなと拝見しました。
小路社長は、太陽は蠍座。
出張先のイギリスのビールつきランチでした。ビールの営業から社長に上りつめた、とナレーションがありましたが、これは大きな企業をのぼっていく蠍座らしい部分。
また、積極的にすすめているのは買収案件だそうです。M&Aです。
M&Aと簡単にいうけれど、買われた企業側には血の通った、生活のかかった人間がいるわけです。そこでもっとも大事なのは、人事とのこと。つまり、買った先の企業にいる人間をどう扱うかということです。相手のいうことばかりを聞いているのはできないけれど、感情なく数字だけですすめることはできません。
といってもやはり、M&Aは蠍座マターだと思います。
月は、魚座。
蟹座の天王星と調和的な配置。そして、太陽は天王星とも調和的な配置。
魚座に対応する感覚は、味覚です。「ドライ」という新しいビールの味覚を売り、あるいはビールの国内シェアを独占したのは、この月の味覚の働きかもしれません。
上野社長は、太陽が獅子座。
獅子座って、それだけでメルセデスっぽい。
車を売らないカフェのあるショールームをつくるというのは、メルセデスの世界観を顧客の感覚に訴える牡牛座の木星からの影響だと思うのですけれど、木星と太陽は強い配置なので実現は大変だったというお話。だけど、これを実績にするのが、社長となる腕力、実力です。
そして、新人の頃から30年通っているのが、ドイツ料理のレストラン。国内にいるときの仕事のランチは、たいがい同じです、というのが不動宮獅子座の太陽らしいとこです。
社長が新人の頃から知っているレストランのマダムは、お母さんのような安心感。ずっと見てくれている人がいるとか、枠のある場所で自由に振る舞えるというもの獅子座らしいと思います。
月は、天秤座かもしれません。
人当たりのよい営業センスと、カフェというおしゃれな場を作ることは天秤座の良さじゃないのかと思うのです。
藤本社長は、太陽が山羊座。
ほとんど、他の天体との組み合わせがない太陽。プロジェクトを売っていますという総合商社。もちろん、プロジェクトで必要なものをサプライして売りますという目的もコミです。
でも、最初にでてきたのは、この5月にできた会社のカフェでの夕方のちょい飲み。その時は、ノード軸がこの蟹座-山羊座を通っていました。山羊座と蟹座は、対向にあるサインですが、お互いに補完するものも多いのです。
藤本社長は金融ビッグバンの時期、会社存続の危機を経験したそうです。
当時、自社の売れる資産はなんでも売って、生き残ってきているという山羊座的な乗り越え方をされましたが、一方で、切りたくない人の情けもずいぶん、切ってきたのだと思います。2度とそういう事はしちゃいけないとおっしゃってました。だからこその、人とのつながり、しかも飲み会というベタな方法なのだと思います。
ランチは、ちゃんぽん。ふるさとの味であり、気のあう仲間のような社員とのランチ。蟹座っぽい。
月は、獅子座か乙女座。
どちらにしても、月の近くに冥王星があって、とにかくストレスには強い方。パソコンがなくて、手計算で予算をつくり、2年にわたって3000人のリストラをくぐってきた方ですから。
去年は水瓶座の日食があり、水瓶座の社長が多く登場した年でしたが、今年は蟹座-山羊座のラインと、牡牛座が目立つ方が多かったようです。それも、今年らしい。
社長だって社員だって働くオトナは腹がへる、ですよ。さ、しっかり食べて、働きましょう。