宿泊していたホテルの方に「このあたりは、どちらに初詣されるのですか?」と聞いて、教えていただいたのが、こちら。
仁王門をくぐって仏さまの世界にはいります。
まっすぐにすすむ参道。
もちろん、お務めされる方の手がきちんと入っていて気持ちよく歩くことができます。
でも、実はこの左側にカフェの看板がでていて、ちょっと心惹かれていました。
そしてチラッと見えて、気になったのはお団子の軽トラック。
こちらは、最初は行基上人が聖武天皇の命により、正観音菩薩様を安置することで開創されたそうです。
今は、高野山真言宗別格本山。
厄除けで有名だそうで、ご紹介いただいたときにも「初詣とか、厄除けにお参りしますよ」とおっしゃっていました。
民間の駐車場も周囲に、たくさんありました。
背の高い杉とともに、紅葉もあって紅葉の季節は見事でしょうね。
階段が長く続いているのですが、ゆるいスロープも別にあります。
ご挨拶します。
観音さま、とお聞きしているのですが、真言宗のお寺のせいか、ビシッと気持ちが引き締まります。
短い祝詞は奏上できるのですが、こうなってくると般若心経をあげたくなるのです。
暗誦できないなら、持ってくれば良かった。
真言宗のお寺なのでお大師さま、空海さまがおられます。
お大師さまは、どこで手をあわせても暖かいなあと思います。
こちらは天井画が美しくて、おびんずるさまもいらっしゃいました。
神社も好きなのですが、このホッとするようなお寺の暖かい空気も好きです。
本堂では真言宗のお寺のぴりっとする感じがあるのですが、ここ北谷堂はまた別。
傷に暖かく手当をしてくれるような、痛みにそっと寄り添ってくれるようです。
この上には白山神社もおられるようです。
本堂ではお守りの袋を授与いただきました。
家族の分も含めていただきました。
古代裂御守袋(こだいぎれおまもりぶくろ)としてサイトにもあがっています。
公式サイトから法多山 古代裂御守袋(新柄もでているようです)
その向こうに赤い鳥居が見えますね。