以前から知っていたのですが、
こちらが一般に参拝できるのは、薬祖神祭のほんの数時間だけなので
なかなか、うかがえませんでした。
この日、到着したのは4時くらいなのですが、
すでにこの列。
その薬祖神祭は、毎年10月17日の午後だけです。
しかも、17日が土日の場合、日程が変更されます。
間違いではありません。
普通の神社のお祭なら、土日なのですが、こちらは平日限定です。
そもそもは、新嘗祭のお祭だったようですが、
今は10月の薬と健康の週間に移動し、
しかも、ビジネスアワー(平日)にあわせて開催されています。
お囃子の幕にも、薬と健康の週間の文字があります。
この薬祖神社は薬事協会のビルの屋上にあり
薬祖神は、製薬メーカーの崇敬する神さま。
周囲には、メーカーのビルが立ち並んでいます。
普通のお祭とは提灯の名前が違います。
だから、このお祭の参拝者は、ネームタグをつけた会社の方々が多く、
また、業界で顔見知りもいるので、
「あ、お疲れ様」「もう、お参りした?」という会話もあります。
いらっしゃるのは、このビルの屋上。
受付には、おみくじと、縁起物があります。
でも、まずは列にならんで、屋上へ。
「こんにちは」「お、お疲れ」という会話を聞きつつ、
ワイシャツとネームタグの方に囲まれて、
ビルの階段を、ぞろぞろと行くと
なんだか、会社の避難訓練に参加しているようでした。
6階まであがります。
ビルの階段ですが、参道、です。
薬祖神祭 東京薬事協会のHP
平成24年度 薬と健康の週間 厚生労働省のページ