今日は、秋晴れの日で雲ひとつない青空。
トーハクで開催中の、「日本国宝展」に行ってきました。
日本に四季があるように、日本に美しい貴重な宝が、あります。
今回、正倉院宝物の特別展示が、11月3日までなので
それを目的に行きました。
正倉院の宝物、よくぞ残ってくれていると思います。
テーマは「祈り、信じる力」
単に時間系列で並べているだけでなく、
その時の、その人の祈りの力を感じます。
私(たち)は、祈り、信じる力を、失ってきているように感じますが
祈りの力、信じる力は、強力です。
また、これらの国宝を修復され、保存されている
現代の職人や技師の方々の「祈り、信じる力」も感じました。
たぶん、見る人と、見るタイミングによって
「宝」を感じるポイントは違うと思うのですが
今日の私の「宝」は、京都三千院の勢至菩薩、観音菩薩。
お浄土に向かう人を、
迎えに来てくださる場面の、来迎の時の様子です。
阿弥陀様の両脇にいらっしゃいます。
軽く前かがみなって、
「迎えにきたよ」という姿勢です。
仏像は、その時の自分の感情をそのまま、映し出してしまいます。
また、土偶の縄文のビーナスは、以前、諏訪で会いました。
その時は、諏訪大社の二度目を、まわっているときでした。
(ビーナちゃん、また、諏訪に行くね)
途中展示替えもあります。
混雑している時もあるので、
ホームページで、あらかじめ、予習されるとよいかもしれません。
公式ホームページのブログでは、出品作品の紹介もしています。
あなたの「宝」をひとつ、探してみましょう。
でも、ちょっと、ヒトあたりしてしまったので、
本館でゆっくり仏様とお話しました。
展示によっては写真も許可されています。
こちらは鎌倉時代の四天王。
日本国宝展 東京国立博物館 2014年10月15日(水) ~ 12月7日(日)
東京国立博物館