1974年日本で最初にタロットカードの輸入を始めたニチユーさんが2021年11月に開館させたのが、タロット美術館です。
開館当初から、「その界隈」では話題になっていました。今回、ようやく行けました。
イメージは、仕切りを取り払ったマンション。
入館には事前の予約が必要です。
2022年4月には当日の枠があれば、当日予約もできるようになりました。
詳細はサイトで。予約サイト → https://reserva.be/tokyotarotmuseum/
開館当初は新型ウィルスによる感染症の流行の時だったので(今も落ち着いていませんが)感染予防に人数制限をしているのかな、と考えていました。
でも、今回、実際に行ってみて感じたのは、そこに目的がなく、フラッとなんとなく入ってくる空間ではなく、ちゃんと目的を持ってそこを訪問する人だけがくる空間をつくるには、こうした方がいいように感じます。
しかも、大勢がワイワイしているよりは、人数が限られた静かな場所で、ゆっくりデッキに向き合う方が似合っているなと感じました。
ドアの右側。入り口には、この東京タロット美術館のコンセプトが掲げられています。
コンセプトはサイトにもあります。
受付で予約していることを確認いただいたあと、入館料を支払います。(私は現地決済を選びました。事前の支払いもできます)
この美術館の支払いは、現金は使えません。キャッシュレス決済で、クレジット、交通系マネーが使えます。
その受付の時にタロットカードを一枚、ひかせてもらえます。
今日一日、そういった気持ちでおすごしいただいたらいかがでしょう、と説明されました。
この日は、ちょうど木星と海王星がコンジャンクションの日。
木星と海王星のコンジャンクションは13年ぶり。また魚座でこのコンジャンクションがおこるのは約160年前の話です。こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/59391
たまたま、時間があったのでこの日に行ったのですが、タロットカードに触れるのも似合っていたと思います。
4番のカードの皇帝のような現実的なリーダーではなく、精神的なリーダーであって、女教皇と比較すると、現実世界のアレコレも扱うお寺の和尚さんスタンス。
アッチ側とコッチ側を結びますよ、ということかなと思いました。
そしてこのデッキ(タロットカード)もなかなか、可愛い。
「Tarot of the Forest Set」というデッキです。ニチユーさんのオンラインショップ → https://pentacle.jp/?pid=155552762
でも、静かな雰囲気を伝えることができたと思います。
受付の方にテーブルに座って、ゆっくりご覧くださいと勧められました。
私が行ったときは、企画展示として「水木しげるの世界妖怪タロットカード」が展示されていました。ユニーク。
また、ダリのタロットカードは展示と販売がありました。
「タロット・ユニバーサル・ダリ」画家のダリによるタロットカード。
ダリと、大好きでミューズでもあった彼の妻のガラを探しました。
ダリ自身は魔術師、ガラは女帝でした。
そうだろうな(笑
ライブラリーでは、タロットや占いに関する本があってこれも、一部は購入可能。
気になっていたあの本、この本をまとめて見ることができます。
サンプルとして実際に触れるデッキもあります。
あ、このデッキおもしろい、と思っても実際に、カードさばきが悪かったり、他の絵柄がイマイチだったりすることもあります。
なので、実際にさわるって、ホント貴重な機会なので、もちろん全部、さわってみました(笑。
もちろんこのご時世なので、本やサンプルデッキのコーナーそれぞれに、アルコールで手指を消毒することができます。
そんなこんなを座ってやってると、スタッフの方がお茶を運んでいただきました。
ありがとうございます。
そしてこれ、おもしろいなあと思ったデッキがあって、でも買う予定はなかったんだけどなあ、と思いながら1枚、ひいたのが恋人。
買いました(笑
このデッキもニチユーさんのオンラインショップにあります → https://pentacle.jp/?pid=165501444
そうそう、タロットカードはもちろん、正規品を購入してくださいね。
ネットではオークションやフリマアプリで安い海賊版が出回っているようです。
東京タロット美術館 公式サイト https://www.tokyo-tarot-museum.art/
タロット美術館への道案内は、ツイッターの公式アカウントで案内されておられます。
JR総武線/浅草橋駅から東京タロット美術館へのアクセス方法を写真でご紹介させていただきます😊
— 東京タロット美術館(TTM) (@tarot_museum) November 18, 2021
ニチユー株式会社 https://www.nichiyu.net/