ここしか行けないという日に行ってまいりました。
前売り券は完売。当日券も朝、6時前から並んでいらしたようです。
時間指定になっており、私は前売り券を持っていたので、
その時間の1時間前に会場にいたのですが、
すでに会場のカンファレンスホールに入るところから行列。
年齢層は圧倒的に高い!
行列をしながらまわりの会話を聞くと、
テレビと新聞記事になったので、
JTBにチケットを買いにいった、という方がいました。
私は、ツイッターで知ったのですが、
ブログとかツイッターは見てない年齢層。
私、きっとこのなかで一番、若いだろうなという自信があったのですが、
お坊様に若手がいらしたので、負けました。
TDL(ディズニーランド)のように行列をしながら、
お坊さんが、遍路についての説明をされました。
そのあと、加持で水をかけられる作法があり、塗香をします。
それから、やっと八十八箇所のお参りがありました。
前売りを買っていても入場まで1時間。
わりと私はさっさとまわったので、遍路に1時間。
たぶん、ゆっくりまわれば全部で3時間くらいでしょう。
場内は、ギチギチではないけれど、
本来のお遍路のように
般若心経をとなえる雰囲気ではなかったです。
作法は自由ですが、
私はご本尊の真言(それぞれ右側に書いてあります)と
南無大師遍照金剛と御宝号をおとなえしました。
場内は撮影できなかったので、
四国八十八ヶ所霊場会のページで覧ください。
今回のご本尊は、きれいですが「目印」ですね。
むしろ、その場つくっていたのは、場、足もと。
それぞれのお寺から持ちこんだ砂が、
ご本尊の前の絨毯のしたにあるそうで、これはいいです。
だから「お砂ふみ」なんですね。
あとやはり、仏教の場をつくる力もすごいと思いました。
もともと、この四国八十八ヶ所霊場会でそれぞれのご本尊を持っていて、
各地でこのような場を開催されているようですが、
やはり重要なのは、その「砂」
納め札には、通常の遍路に使われるものではなく、
「お砂踏み」であることが書かれており、
会場のゴール地点でいただいた結願之証にも
「お砂踏み」であることが書かれています。
本尊にお参りした証ではないのです。
お参りするときにとなえた、ご本尊の真言は、
ちょっとわかりませんでしたが、
御宝号の「南無大師遍照金剛」は、ひびきます。
すごいです。直結。
それを1時間ちょっとで八十八ヶ所の遍路をすると、
ランナーズ・ハイの状態です。脳内麻薬でてます。(笑)
さて、私は四国にはいつか、お呼ばれするのでしょうか。