池袋の古代オリエント博物館で開催中の「香りのシルクロード」に行ってきました。
頭が混乱するくらい匂いモノがあるのかと思ったら
そんなに強烈な展示ではありませんでした。
わかりやすい展示です。
主に、香油のツボ、香水瓶、香道の道具など「香り」に関連した道具の展示です。
蘭引(らんびき)もありました。
江戸から明治にかけて使われていた日本の陶製の蒸留器です。
精油をつくるほどの機能はなく、
ローズウォーターなどを作っていたようです。
また、実際の匂いモノもあります。
乳香(にゅうこう フランキンセンス)、没薬(もつやく ミルラ)、
麝香(じゃこう ムスク)、龍涎香(りゅうぜんこう アンバーグリス)は、
実物もあり、香りも試すことができます。
また、香辛料としてもなじみのある
丁子(ちょうじ グローブ)や桂皮(けいひ ニッキ シナモン)も
同じように、香りを確かめることができます。
五感のうちで感覚器官からダイレクトに、
脳の情報処理機関に直行するのは、嗅覚だけです。
また、辺縁系の嗅覚野の近くには、
扁桃体という情動や感情に関わる中枢があり、記憶とも結びつきやすいのです。
だから、というのもナンなのですが、
ワタクシゴトで恐縮ですが、丁子を嗅ぐと今治水(こんじすい)を思い出します。
新今治水にバージョンアップしてます。
丁子には鎮痛作用があり、それはデータもあるのですが、
あくまでも「鎮痛」です。
虫歯の「治療」はないので、歯痛は歯科医に相談しましょう。
新今治水のページにも書いてあります。
入ってる薬をみると、軽い麻酔の作用もあり、
「痛みをぼやっとさせて殺菌」テキな内容で、治療効果は書いてありません。
2015年7月18日(土)~9月6日(日)
香りのシルクロード 古代オリエント博物館
新今治水 タンペイ製薬のページ(なんかいい感じの製品が多いです)