高円寺の氷川神社のなかに、気象神社があります。
気象の神さまは、全国でもここだけ、だそうです。
もともとは、旧陸軍のなかにあった神社でしたが、
戦後、連合国の調査もれで残ったという経緯もユニークな神社です。
ご祭神の八意思兼命(ヤゴコロオオモイカネノミコト)さまは、
天照大神(アマテラスオオミカミ)さまが
天岩戸に隠れてしまったときに
知恵をだした、ということで
知恵の神さま。
それから、天照大神さまが、その結果、お出になられて、
もとのような光があふれる世界になったので
気象の神さま、ということだと聞きました。
ご挨拶します。
気象の神さま、なら、ふわっとしてるかと思ったのですが
むしろ、厳しい。
知恵と、
それから軍隊のなかにあったせいかな。
気象神社の絵馬は、下駄です。
御祈願は、「雨男 脱出!」「大切な日に、雨がふらないように」
といったお願い事がありました。
なるほど~。
気象神社の近くに、末社がおられます。
ご由緒書きをいただいてきたのですが、
それによると、末社として、御嶽神社、日枝神社と伏見稲荷神社、
とあります。
でも、気象神社の後にある末社は3つで、朱色の旗や、鳥居
それから、狛犬ではなく、狐がいたりと、
どれもみんなお稲荷さんっぽくなっています。
うーん、なんだろう。
ちょっと、ゆるいというか・・・。
気象神社や、ご本殿と違います。
でも、気象神社は、やはり他にないエネルギーでした。
おもしろい場所です。
気象神社にテレビ取材が入っていました。
テレビ東京「所さんの学校では教えてくれない そこんトコロ!」(リンク)
12月5日 あなたの知らない東京大調査SPのなかで
「東京専門神社~あなたは何を祈ったんですか~」
というコーナーで気象神社を取材しているそうです。
二週間も、気象神社にいるそうです。
たいへんですねえ。
むしろ、そっちが興味があったので、少しお話しましたが
私の話は、たぶん、オンエアされません(^-^)
今年は閏9月があったので、秋が長かった気がしますが
銀杏もそろそろ、冬に向かいます。