横浜中華街へ行ってきました。
24日は、春節の最終日で、旧暦の小正月にもあたります。
あいかわらず寒いのですが、夕方の日は伸びて、
日中の日差しも明るくなりました。
関帝廟にご挨拶。
神さまは、こんな方 ですね。
中華街自体が、独特の仕掛けがしてあって、
活気に・・・というか、土地に商売っ気と
現世に生きようとする力に溢れています。
その仕掛けとはもちろん風水。中国風水。
行政の道路計画なんか、全く関係なく、風水で良いように
独自に道路や門を造ってしまっています。
だから、中華街を歩いていると、くらくらするような感じがします。
それから、ちょっと、この街から出ていきにくいような感じもします。
この街のなかで、ぐるぐる回ってしまいます。
そこが相手の思うツボです。
訪れた人は、ぐるぐる回っているうちにお金をおとしていきますから。
風水で仕掛けをしてしまって、出て行きにくいという事は、
よくないモノも、空き地があれば、そこにたまってしまう事もあります。
でも、そんな空き地はありません。
以前は空き地で、ちょっとよくないな、
と思うような土地がありましたが、
人工的なパワースポットをつくって埋めてしまっていました。
日本の地方都市によくあるように、そのままにしておく、
なんて、ここに生きる方々にとって、有り得ないようです。
人工的なパワースポットとは、御廟だったり、お店だったりです。
水平方向にでていけないモノたちは、
そこでヒトのパワーで送り出されていきます。
あと、日本と違って、空間や間(ま)を嫌う、
という感じもあるのでしょうか。関帝廟の天井もびっしりと。
いろんなモノ、いろんな方々がいらっしゃいます。
実は横浜中華街は久しぶりでした。
占いのお店、と、焼き栗のお店がすごく増えましたね。
以前は、中華まんだったり、タピオカドリンクだったりしましたが
今は、数が少なくなりました。
その変り身の速さも、商売っ気まんまんで、おもしろいところです。
というわけで、占いのお店ブームもいつまで続くかわかりません。
で、占ってもらいました。
チープで楽しいという、
中華街ならではの占い師の方だけではありません。
なかには、楽しいだけではない方もおられるようです。
同じ占い師でも、響く言葉があるかないかは、
相性があってそれぞれ人によるかもしれません。
閉じ込められた街で、自分に必要な響く言葉に、であえますように。