東横線で、乗り換え駅の菊名の手前、隣の綱島は温泉の町、だけど、用事がなければ行かないところ・・・だけど、行ってみました。
交通量の多い道路から一本はいったところですが、その道が坂になっています。
神奈川の特に、このあたりの寺社はわりとこうした急な坂の上にあることが多いですが、縄文海進の頃は、ここ、海か川だったのかな、と思いながらあがります。
この後ろには池があって小さな祠があるのですが、それはあとで。
階段をあがって拝殿。
ご挨拶します。
熊野神社、っていっても、なんかお寺っぽい。熊野は神仏集合の地だしね。
この隣にお寺もあって、明治の神仏分離以前はひとつだったようです。
扁額、読めないなあ、と思って、帰ってからググってみたら、「関東随一大霊験所熊埜三社大権現」ではないか、と玄松子さんのサイトにありました。さすがや。
本殿の後ろには、小さな祠がいくつかとその後ろは山になっています。
本殿を通じて、山とこの小さな祠を拝しているのです。
白山社 山王社の隣、あまり見かけないお名前がありました。
社御神 とあります。「しゃみしん」でしょうか。祭神 石神とあって、ご紋が諏訪大社の神紋です。よくみると足が四つ足の上社の神紋。
説明には、由来不詳とあります。熊野神社とみせて、実は諏訪大社なのかな。
その隣には、木の根っこが穴になっていて、水が湧いていました。
「の」の池だそうです。
ちと、暗い。
大倉精神文化研究所 綱島と港北の歴史をたずねて
諏訪大社の御神紋 八ヶ岳原人さんのサイト