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天秤座 新月 金環日食 2023年

10月15日天秤座で新月があります。

この日食は金環日食となりますが、主にアメリカ、メキシコ、ブラジルで見ることがでるのですが、日本からは見ることができません。

NASAのサイト → https://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEdecade/SEdecade2021.html

日食は、特別な新月。日食なので通常の新月より少し長い期間、「有効」とされていて、次の食までの2024年4月9日の日食まで影響があります。
また、食の影響は前倒しの事も多く、1週間くらいまえから影響がある方もおられます。
こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/29502

日食は、月が地球と太陽の間に入り、太陽が見えなくなります。
地球という物質化の世界が見えなくなるので、一度、何かを失うような体験をすることになります。
日食が不吉だというのは、この物質界の喪失体験があるからだと思うのです。
地上での喪失体験を通じて、本来の目的の再確認が日食だと思うのです

この日食の中心帯がアメリカを渡っていきます。
アメリカでの影響が大きいと読めます。

アストロアーツさんのyoutubeから

2024年の大統領選挙に出馬表明をしているバイデン大統領のホロスコープも、ここに示しておきます。

→ https://www.astro.com/astro-databank/Biden,_Joe

お元気だといえ年齢を考えると蠍座の初期度数にある月は、2024年以降、水瓶座冥王星からスクエアとなるのは、少し気になります。


また、サロス周期では、サロス134にグループされる日食です。
サロス周期とは同じようなところで起こる一続きの食のグループ。
だいたい、18年ちょっとで同じ場所で同じような食が観測されます。
それが1200年から1500年くらいで地球を一周していくという、気の長い周期です。

このサロス周期134で起こった前回の日食は、2005年10月3日です。
この時期に起こったことと似たようなイベントが起こるとする方もおり、確かに2005年の出来事をみると1周まわって、そのテーマが大きくなって戻ってきたように思います。
ノード軸に同じようなところにあるので、「精算」もあると思います。

2005年の出来事としては「小泉首相(当時)の郵政解散による大勝からくる小泉劇場」「地球温暖化に対する京都議定書」「道路公団の民営化」wiki → https://ja.wikipedia.org/wiki/2005%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC

構造改革として、派遣業種の幅を広げたことは今の賃金低下を招いたとされていますし、京都議定書に宣言された気候変動は、この夏の酷暑とかつてない降雨による災害となっていると思います。
その「ツケ」を私たちは、どう精算していけるのでしょうか。


10月15日の東京でのチャートです。

2023年の節目のひとつの新月、日食となると思います。

この日食は、「あの人と比べたら自分はソンばかりしている!」
「コレって不平等じゃないですか?」
というところから始まる人間関係とお金の見直しがあると読めます。

太陽と月は2ハウス。ご自身の収入がテーマです。
太陽が一瞬、隠れるというのは自分の仕事、あるいは生きる目的をちょっと見失うことなので、不安になることもあります。
でも、それは実際に失うというより、それは「失うかもしれない」と不安が強いのです。

8ハウス側にドラゴンテイルがあり、インボイス制度が始まる時期。
「自分の収入を税金として納めることってどうなの?」
「将来の安心のために貯蓄する、あるいは公共のために納税するのはわかるけれど、そこまでやらなければならないっておかしくないですか?」
などが読めます。

2ハウスには火星もあり、蠍座に移動したところで、6ハウスの魚座土星とトライン。
12日に火星が蠍座に入る直前、11日に冥王星が逆行を終了します。
この冥王星と新月がスクエアであり、冥王星は蠍座の支配天体。
なので、このあたりはギュッと冥王星のエネルギーが刻印される時。なので、冥王星だけでなく、強力なパワーのある火星も影響ががあります。

一端、怒りに火がついたらとことん、やりこんでしまうまでやっていきます。
あるいは、ここまでギリギリ、我慢したのでもう、我慢できないという状況。

「(納税は)義務だとしても、できることと、できないことがあるんですよ」
「いままでガマンしてきたけれど、もうガマンできない」という怒りがありそうです。

この火星はパワフル、というよりちょっと、危ういくらいのエネジーをもっています。
そのあたりは、こちらの記事で。火星と冥王星のスクエア 3 2023年 →  https://divinus-jp.com/archives/72885

個人について読んでみると、
「職場で誰がやってもいい仕事があるけれど、なぜか自分がやらなければならなくなっている事は、ちょっとおかしくないですか?」
「家事は私のやることだとしても、不平等すぎませんか?」
というあたりで、もう我慢できません、という事になっていきそう。
ただ、それは、相手が嫌いだからというような感情論ではなく、もやっとしている「義務」に関するルールを明確にしてお話することでわかることもあるよね、というところです。
そして、不平等だと怒る気持ちもわかるけど、そこをコントロールして、ごちゃまぜにしないで明確にしておきましょう、というのが解決策。

そこで、お互いの関係を見直していく作業をしましょうという風にもっていくと、相手や周囲との不平等をなくすことができるはずです。
「やらなければならない」と思っていたけれど、それって本当に「やらなければならない」事だろうか、と改めて考えてみましょう。

メンドくさいけど。

といっても、このパワフルな火星は取り扱いには注意しないと、相手に勢いで怒ってしまいがちになりがちなエネルギーもあります。


まず、日食は、社会的影響が大きいとされているので、前提として社会的影響を考えます。
その社会的影響を受けるのが個人です。

日食は、普段とちがうゲイト(門)が開くようなもので、違う外部からパワーが取り込まれる、というか取り込むことができます。
なので、シンプルに考えると、その日食が起こるハウスで生まれ変わるような事や、あるいはパワーがチャージされる事になります。

その次に見るところは、各度数。その度数に天体があれば、そこでの影響の可能性もあります。これはその天体と、組み合わせ(アスペクト)によります。

この時に冥王星は逆行を終了しており、この月が満ちるときの月食を経て、土星も逆行を終了します。
自分のあり方、相手との距離感を見直す事で人間関係の節目を迎えたり、今年のテーマに対する「答え」がでてくる方も多いと思います。

チャートは、MyAstroChart さんで作りました。

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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