1年の季節は、はっきりこの日から、という事はありません。
しかし、暦のうえで、大切な節目になる4日間があります。
まず、昼と夜の長さが等しい春分、秋分。
それに、昼間の長さがもっとも長い夏至と、短い冬至。
この四日間の、夏至、冬至、春分・秋分の二分を併せて二至二分(にしにぶん)といいます。
今年の夏至は、6月21日。
夏至は、北半球では昼間が最もながく、夏に至る、といっても本格的な暑さはここから。太陽がもっともパワフルな季節です。
占星術では、春分はその年、1年を象徴します。一方、この夏至では、秋、秋分までの流れを読んでいきます。
アセンダントは蟹座。太陽は12ハウスでこの日から蟹座に入ります。月は6ハウス。
このあと翌日、22日に満月を迎えます。
見えないけれどそこにあるみんなの感情、言葉にならないけれど共有する感情がテーマ。
「・・・だよね」というなんだか楽しげな目配せがありそう。
そして、その「・・・だよね」が理解できれば、楽しそうです。
でも、それが通じないところがある。
特に職場においては、「・・・だよね」では通じないので、「言ってくれなきゃ、わかんない」と感じることもありそう。
未来のイメージを共有するには、しっかりしたデータや共通する未来のイメージがあり、この会社や日本を超えたこれからの指標をもって示すことが大事なのですが、なんとなくこのままでもいいよね、というムードがあります。
一方、「自分の取り分」という身も蓋もない話になると、ここはあえて、空気をみだしていく、とりつくろうことなくわしづかみにしていくこともある。
そこで、その場の調和を乱さないというのが大切とされる日本では、そもそもそれっておかしいです、と問いかけることは、まだ「空気よめないよね」ということなのかもしれません。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。