7月21日火星が双子座に入ります。9月5日に蟹座に移動するまで、双子座に滞在します。
「情熱を傾けるやり方」や「戦いの場」が双子座で展開されます。
双子座は情報伝達、コミュニケーション、仕事のやり方、初等教育、通信、国内のマスコミなどを象徴します。
個人ではアイデアを思いついてやってみたくなったりする一方、落ち着きがないよね、と言われることもありそうです。
それぞれポイントとなる時期について書いていきます。
まず、火星が双子座に入る前の動きとして、一応、注目しているのはこちらのふたつです。
(1の前の0番です)
0.火星と天王星のコンジャンクション
火星が双子座に入る前の牡牛座にあるとき、7月15日に天王星と重なります。
それについては、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/80135
0.火星と海王星のセクスタイル
火星が双子座に移動する直前(21日0時16分)、蟹座の火星と魚座の海王星がセクスタイルになります。
海王星は魚座の最後のところ、ギリギリにあって逆行して、水瓶座の冥王星とともに小三角の配置となります。
サインのサイクルを終えようとしている海王星と、これからの未来を示す冥王星に積極的にかかわっていくことで動きがでてくる配置です。
この配置は、今日、やったからといってすぐ見えてくるというより、海王星がサインのサイクルを終えるような長い時間をかけてやってきたことがあれば、その成果がみえてくるのです。
この成果はご褒美であり、勝ち負けでいうと負けだとしても「よく、がんばりました」と言われ、
また、「さあ、ここからあなたの未来ですよ」ということも示されると思います。
ここから2024年の後半から、海王星が春分点をこえる2025年3月(あるいは10月)にかけて、「卒業免許」と「入学証書」を受け取る方も多くおられると思います。
どうぞ、ご自身を褒めて、次のステージに向かってください。
1.火星が双子座に入ってすぐの山羊座の満月
7月21日の山羊座の満月
山羊座の満月については、別に記事を書く予定ですが、この21日は
蟹座の火星と海王星がセクスタイル → 双子座へ火星が入る → 山羊座で満月 → 月が水瓶座へ移動 → 月と冥王星が重なる
という配置が起こる1日です。
また、この翌日、22日は
太陽と海王星がトライン → 火星と冥王星がトライン → 太陽と海王星がトライン → 太陽が獅子座に移動
23日は、
太陽と冥王星と向かい合う
という配置もあって、なかなか賑やかな(大変な)配置です。
ここからは、情報が飛び交うようす、爆発的な広がりが読めます。
社会的にも大きな動きがあるかもしれません。
満月はコップに水を満たして坂の頂上に向かうようなものなので、緊張感がたかくなるときです。
そういった緊張感のあるときに、月や太陽が遠くの惑星とアスペクトをとるときは、プレッシャーも大きくなると思います。
なので、まずは時間に余裕をもってスケジュールを組んでください。
また、なにかに望むときには「これしかない」という結論ありき、ではなく、「もしこれが違っていたら、こっちでいこう」という次善(じぜん)の策の準備をしておくこともコツかもしれません。
2.火星と木星のコンジャンクションと火星と土星のスクエア
火星と木星のコンジャンクションは8月15日で、火星と土星のスクエアは8月16日
この時期、水星が逆行しています。
水星の逆行については別に記事を書く予定ですが、いつもは黙っているけれど、そこにある不満が「この際、いわせてもらうんだけど」とでてきやすい時期です。
それが、社会的な弱者や当然の権利に対する不平等感に対する抗議であれば、社会的な変化のきっかけになります。
ただ、個人としては強行な態度で交渉をすることや、言わなくてもいい一言もありそうでなので、注意が必要です。
2024年の後半は、風の時代の本格的な始まりであり、誰かに何かを問いかけていく、打ち出していく、問いかけてみる、広げてみる、という動きがでてくるときです。
そのきっかけがこの双子座に火星がはいるあたりかた始まると読んでいます。