國學院大學博物館は、「今日は土偶をみよう」「今日は企画展をみよう」というガンバらない見方ができるのと、
あ、ちょっと寄っていこうかな、という贅沢な使い方もできるのがうれしいです。
今回も渋谷で用事があって、ちょっと時間があったので気になる展示があってきました。
渋谷からバスで3つめなので、歩けないこともない。でも「ちょっと」という距離でもないのですけど。
今回は「教派神道と神々」
毎年この時期に、教派神道の展示をされていますが、タイトルがちょっと「大きい」ので気になったのです。
以前のこのシリーズでは、大本教の「お筆先」を見せていただいたこともあって、今回はなんだろうな、と思っていました。
入り口には特集展示の告知がでていなくて、「あれ?日程、間違えた?」と思いました。
今の時期、企画展は「江戸・東京の祝祭とおしゃれ- 飾る都市と人 -」
先日、神田祭りもあってその様子をつたえる浮世絵がありました。
これは、写真撮影可の浮世絵。
いまの東京と比べても面白かったです。
國學院大學博物館のYouTubeでも紹介されています。→ https://youtu.be/bckUCRHGsDk?si=APyt4Whr2J2o-gLz
そして神道エリアは撮影禁止。
展示されている出品の目録くらいはあるだろう、チラシうらの解説くらいはあるかな、と思っていましたが、ありませんでした。
なので、どこまで書いていいのかわからないのですが、神さまのお軸があったり、祝詞があったりでした。
展示の数は少なかったのですが、お軸の前で手をあわせてしまうような圧力があって、すごいなと感じました。
ふと見ると、そのお軸はある教祖さまのお部屋にかかっているもの、との説明があって、それはそうだろなあと思いました。
大神神社にお参りしたとき、とてもよいお軸があって、かけるところもないしお世話もしきれないなあ、と思って授与をご遠慮して帰ってきたことがあります。
そんな神さまのおられるお軸でした。
吉田神道の様子を伝える展示の動画が、入り口ホールにかかっていました。
この展示は昨日から始まっています。
もしかしたら、あとで資料などがでてくるかもしれないし、また、二度と拝見することができないものなので、時間があったらまた、うかがいたいと思います。
ここも大事なので書きます。(毎度書いている)
國學院大學博物館は、タダ!
國學院大學博物館 「教派神道と神々」令和7(2025)年5月20日(火)~6月22日(日) http://museum.kokugakuin.ac.jp/event/detail/2025_kyouhashinto.html