10月22日、7月5日から逆行していた海王星が、魚座に戻ります。
海王星は12月10日まで逆行し、魚座の29度まで戻ります。
戻ったとしても最後のところまで、ちょっと忘れ物を取りに帰る、ようです。
海王星の逆行については、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/91279
この逆行開始の前日には、天秤座で新月がありました。
「これから」の約束、契約、関係をしっかりと結ぶために、気持ちを共有しておこう、という新月です。
社会全体もなんとなく「昔はよかった」のムードがあるのですが、これはあくまでも、未来をともにするための確認。
土星は、すでに魚座に戻っています。
魚座に戻った海王星、土星は魚座にあったときの3年、やってきたテーマができているかを見に行きます。
つまり、ここから新しい流れになったときに、
「自分だけが犠牲になっていないか」「社会のなかで世界のどこかにいる犠牲者の上に成り立つものじゃないか」の確認です。
海王星と土星がほぼ、ずっとコンジャンクションの状態が続いています。
それについては、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/90223
波打ち際にいて、足下の砂が波でくずれていくようなときです。
気持ちのよいところですが、そこいずっといたらいつの間にか波が満ちてきて溺れてしまいます。
ずっとこのままでいいとは思ってないけど、そこを蹴って抜け出すにはなかなか、大変。
「いままでここが境だと思っていたけれど、違った」「これが基準だと思ってたいけれど、違った」「守られるルールや法律が実はなかった」等です。具体的には
→ いつの間にか国境がなくなっていました とか 熊などの野生動物が生活圏にはいってきました とか 依存薬物がいつの間にか日常にはいっています とか。
自分の生存や金融に関わる変化、変動、あるいは事件、事故として現れることが読めます。
なので、そういった社会全体の変化がありながら、ここではあくまでも、個人にフォーカスします。
12ハウスごとに、別に記事にしたので、少しでも勇気が持てればと思います。
こちらの記事で 「見えない力と向き合う:土星と海王星の長いコンジャンクション ハウスごとに解説 2025年」 → https://divinus-jp.com/archives/93198
アイキャッチ画像は海王星が逆行を開始する牡羊座3度のサビアン「男のカメオの肖像が、彼の祖国の形を暗示している」
もどっていくのは、魚座30度「人面に似ている巨岩の塁層が、少年にとっての偉大な理想像となり、彼は成長するにしたがい、その像に似はじめる」
「オレが国家だ」とデカくなった一人称ですが、そもそもの憧れだったイメージから遠くなっていませんか?
アイキャッチ画像には国の象徴として貨幣の顔をAIの生成呪文にいれました。
牡牛座の流線群は、明るい流星が見えます。
(国立天文台のサイトから https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/11-topics02.html )