スピリチュアルなおしゃべりの本。
タイトルも軽いし、ヘンなイラストついてるし、表紙も薄くて、ワニブックスだし。
実はちょろっと読もう、と思ったら、大間違い。
アチコチ、持ち歩きながら、やっと読めました。
やっと、というより、あっさり読むのが、もったいなかったのかも。
このヘンなイラストの神さま、隣りのさとうみつろうさん、と思える人物にそっくりです。
つまり・・そういうこと、かもね。
本には書いていませんが。
「表紙もうすいし、へんなイラストついてるし」・・・じゃなくて、意味の深い本。
小さな物語ごとに、「神さまの教え」が書かれていて、それを拾い読みすると、
「引き寄せの法則」であり
「世界はひとつ」であり
「感謝すること」であり。
これだけ読むと、今までのスピ本で書かれていたことです。
でも、おしゃべりだから、違います。
笑って、読めるように、書かれています。
会話は軽いし、神さまとのジョーダンも楽しいのだけど、でも、その会話の内容を、すとん、と気持ちにおとすには、けっこう、大変でした。
いえ、今も、言葉でわかっていても、どこかで、わからない部分があります。
「スピリチュアルな」本は、読んでいるし、それほど、「不思議」に抵抗はないのですが、現実に起こる(起こっていると自分で設定している)毎日のニュースを見ていても、それが自分の一部で、望んだ鏡像をみているだけ、と言われても、感情が(つまり固定観念は)沸き起こってきます。
それでも、以前よりは、この感情は少なくなってきているので、そういったもんなんだな、と感じています。
でも、この本の、さとうみつろうさんのように、神さまとお話しして、あっというまに、
といってもブログでは三年毎朝、そして今日も、公開されていますが、「幸せ」になれるモンなのか?と怪しんでいました。
はい・・・私は、ガンコ者。
で、最後の「神さまの教え」は、「幸せになるために感謝するのではなく、感謝している間が幸せ」
ああ、そうきたか。その通りです。
そして、最後のページには、「この物語は、この世ごとフィクションです」
アハハ、確かに。
笑えるスピリチュアルだ。(さとうみつろうさんのブログ)