冨士山下宮 小室浅間神社と公式ページにありました。
富士山のまわりには、たくさんの浅間神社があり、似たような名前なので、なかなか混乱します。
こちらの「富士山下宮」については、富士山二合目のの山宮に対する下宮とのことです。
御室浅間神社の山宮は、冨士御室浅間神社では、里宮に降りてきていらっしゃいました。
また、小室は御室と同じことで、御室とは、四方に石柱をたて、そこで神様に常在いただいたところ、という意味だそうです。
古いかたちでは、神様は、いまのように本殿にいらっしゃるのではなく、祭祀のたびに、石とか樹木に降りてきていただいていました。
その次のカタチとして、神さまが常在するように石柱で囲んでしまったのですが、それがいまの神社の最初のかたちにつながったいます。
なので、オムロという名前には、古くからの信仰の場所であったことを連想させます。
また、一般的に、北口本宮冨士浅間神社を上浅間、こちらを下浅間とお呼びしていることもあるそうです。
冨士の女神さまである、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)のシンボル。
木の花が咲くように美しいとされた女神ですが、その木の花とは、桜をさすとされています。
冨士山から流れる川で、けっこう勢いがあります。
この近くの通りは冨士みちと呼ばれていて、富士山にいたる登山道のひとつだった事を示しています。
「こんにちは」こんにちは。
境内を歩く地元の方に、ご挨拶いただきました。
世界遺産の観光地ではないので、参拝されているのは、地元の方なのですが、それほど有名ではない神社で、こんなにいいところがあるのが、冨士のまわりの神社のすごいところ。
場が清らかに掃清められていて、全く荒れていません。
この日は夏至だったので、さらにクリーンで、あちらと直結していた事もあるかもしれません。
拝殿は、富士山を向いています。
このエネルギーは富士山もあるけど、別の感じもします。
富士山の大きさ、力強さとは別の、どきどきするような暖かさ。
コノハナサクヤヒメなのかな。
「いらっしゃい」
帰ってから御由緒を読むと、坂上田村麻呂が東征の時の祈願所だったそうです。
その後も、武田家の祈願所となっていたそうですが、あまり、武士っぽくないのです。
戦いの感じもないし、女性っぽいし。
ご神木ではないようなのですが、いい感じです。
葉っぱが、ハートだそうです。
あ、もしかしてここ、縁結び?
神馬舎って、馬小屋ですか。
遠くに見えます。こっち、おいで。
きました。
授与所でお聞きしたら、流鏑馬(やぶさめ)の神事に使われる馬だそうです。
それなら、多少は元気がないとね。
でも、噛んじゃだめだよ。
小室浅間神社 公式サイト
小室浅間神社 山梨県神社庁のサイト
八雲さん の このサイト では、富士山の神社について、詳しく書かれています。
こちらの、富士山の神社 の 小室浅間神社 のサイトでは、美しい動画もアップされています。