こちらの鳥居が見えたので、入っていきました。
でも、この「参道」が、ひとさまの庭先と、
向こう側の畑の間を、通ってしまう道になっています。
それで、庭先の犬にほえられてしまって
おうちの方がでていらっしゃいました。
こんにちは。あの、この先に神社があると思ってお参りに。
「ああ、ありますよ、このつきあたりです」
ありがとうございます。
森がすっとひらけると、こちらのお社が。
大きな杉から陽がさしこんでいて、とても静かです。
アニメの「ピアノの森」の
ピアノのようにひっそりしています。
「天神さま」と聞いていたのですが
名前はそうじゃないですね。
でも、こんな石の碑がありました。
見えないかな?「天神社御位記念」とあります。
よくみると、屋根に梅の模様があります。
天神さまのマークです。
帰ってから調べたら
天神社もあったようですが、火事で消失してしまったようです。
この近くには九十九(つくも)川が流れていて
流域には古墳もあります。
津雲と九十九、両方ともツクモ、です。
古い、とか、たくさんある、という言葉です。
この土地も、昔から、肥沃で水はけのよく、
陽に恵まれた、人が住みやすい場所だったんでしょうね。
また周囲には小さなお社があってお稲荷さんや
仏像らしき石像もあります。
かしわ手がすごく響きます。
誰もこないような感じなのですが
静かで天から、あるいは天へ、光がぬけています。
ありがとうございました。
帰りに、でも、なんか参道が違う気がして。
周囲をみたら、こんな階段が。
街道と反対になるのですが、参道ですね。
ちょっと登れないけど。
津雲神社 (安中市松井田町下増田993番地)