3月22日 土星が、山羊座から水瓶座に移動します。
この土星は、2020年7月2日に逆戻りをして、山羊座に戻ります。
その後、順行にもどって、本格的に水瓶座に移動するのは、2020年12月17日。
移動してすぐ、木星と重なります。木星と土星が重なることをグレートコンジャンクションとよびます。
その後、2023年3月7日に魚座に移動するまでの約3年は、水瓶座の土星の時間です。
今回3月22日から7月2日までは、2020年末に土星が本格的に水瓶座に移動する前の「予習」にあたります。
あるいは、年末にむけての心ともろもろの準備期間です。
グレートコンジャンクションについては、こちらの記事で。
土星は「コワい」と思われているかもしれませんが、 私は、そうは感じません。
きちんとカタチにする星です。現実化し、継続させるための天体です。
森の成長において、不必要な枝は、はらうことで、枝の下にも太陽の光がさし、豊かな森となります。また、枝をはらわれた木は、太陽を目指してまっすぐに伸びます。
土星は、そんな作用があるような気がします。
水瓶座の支配天体が天王星ですが、その前は土星でした。
山羊座から水瓶座にいたる流れのなかでは、前のサインを否定する動きがあります。
水瓶座は山羊座の動きを否定して、あるいはそれを越えていきますが、その水瓶座の核には土星があると思います。
山羊座で土星は、社会や組織、システムなどをルールし確立し、現実化していきました。
実際に結果がでていることが重要で、それが社会、会社、組織という縦社会で数字というデータやお金で示されることが目標でした。
しかし、これからの約3年は、今、この場(会社、組織、グループ、国)ででている結果、数字には意味がなくなっていきます。
ここ以外の世界で、あるいは将来にわたって価値のある個、私であることが重要になります。
価値観の変化では、「何を持っているか」ではなく「どんな情報をもっているか」「誰とつながっているか」が重要になっていきます。
縦の組織ではなく、個人が横につながる関係です。
また、この水瓶座に土星がある時に牡牛座に天王星があります。
変わっていく現実、技術を取り入れることによって、この水瓶座土星が働いていくようですし、個人の感じ方の違い、あるいは才能の多様性をむすびつけることも必要です。
最初からスムーズにはいかないかもしれませんが、やっていくようになると思います。
振り返って、山羊座の土星でやってきたことがムダになるのでしょうか。
私はそうではないと思います。
春分の記事でも書いたので繰り返しになりますが書きます。
「この場の責任は、私がもちます」と言えることが、水瓶座土星の象徴である一人親方になっても必要だからです。一人親方→WIKI
自分の能力と個性があるからこそ、相手の素晴らしさもリスペクトでき、その結果「みんな違って、みんないい」(金子みすゞ)と思えるようになると思うのです。
これから7月まではに向けて、牡牛座の天王星から、新しい技術を取り入れること、だったり、個人の感覚によりそっていくこと、などいくつかの問題を示されていくでしょう。
ここでは、問題を洗い出しておくこと、試していくことが重要です。
多少の問題は、成功までのステップのひとつだと思ってください。
2020年末に、本格的に水瓶座に入った土星にもう一度、あう時まで。
これは、全体の雰囲気です。「私はどうなの?」は、鑑定のご案内からどうぞ。