狛江には仕事とCharのライブで来たことがあるのですが、申し訳ないのですが印象があまりないのです。
でも、考えてみたら多摩川に近い場所なので、古くから人が住み着いていて開けた土地だったので、寺社は当然、あるのです。
実はこのあたりは細い道がくねくねっとしている場所。それが古い土地っっぽい。
昔の川か、田んぼの畦かもしれません。
住宅の間をぬうようにして進みました。
参道。
まっすぐな棒状の注連縄がちょっと珍しい。
ご祭神は大国魂大神とありますが、もっと複雑、というか雑多な感じもします。
というか、大国魂大神さま自体が、いろんな顔をお持ちなんだと思うのですけど。
神さま、なんだと思うのだけど、クリアというより温かな感じ。
お寺のようなみんなが集まって、お祭をするような場所。
扁額
いずみ、泉、水に関する聖地のお名前のように思います。
近くを多摩川が流れています。
帰ってご由緒をみると、以前は多摩川沿いにおられたそうですが洪水によってこちらにいらしたそうです。
以前は六所明神と称されていて、平安時代に府中の六所宮(大国魂神社)の分霊を祀ったのが始まりとされ、明治時代に地名の「和泉」にちなみ現在の社号になったそうです。
赤い鳥居といいきつねの彫り物といい、稲荷社が全面。
境内には井伊直弼公の領地だったことを示す石碑もあります。
世田谷の豪徳寺にお墓があって、そこからずっと領地だったのか。ヒロ!
小田急線ナン駅分が自分チだったの?
拝殿にむかって左側にまわったところ。
御霊神社とありました。
わざわざ、このお社だけの参道もあって特別なお社のようです。
ここのあたりに1960年代まで古墳もあったそうです。
その後に墳丘は削平され畑地とされた。腰掛塚に祀られていたとされる御霊神社が伊豆美神社の社殿の左奥に再建されている。腰掛塚の名前の由来は、六所宮が遷座した時に仮宮が置かれたことに因む。
奈良とか、大阪の古墳がのんびりとしたような独特の波動があっていいなあと思うのですが、ここはいまだもって「生きている」というかお祀りが必要な感じがします。
御霊神社にお祀りされている腰掛塚と呼ばれていた古墳があったのは、この手前の畑のあたりでしょうか。
多摩川沿いには古墳がいくつもあるのです。
古墳、壊しちゃったのはいろんな意味で惜しいなあ。
川の流れを治めて生活を見守っている神さま、それから先祖の方がおられる神社です。
兜塚古墳 東京都文化財情報ベース
狛江(こまえ)は、が高麗(コマ)からきていて渡来系の集団の古墳群とするとしているのも、おもしろいです。
狛江の古墳について 狛江市のページ
大田区の 多摩川台公園古墳展示室 もおもしろいのでおすすめ。
伊豆美神社 東京都神社庁のページ