白河についても、松平定信公についても、あまり知らなかったのです。ごめんなさい。
今回、参拝する前に調べていて、ご祭神が実在の人物だったという事を知りました。
なので、イメージとしては、藤田東湖公の東湖神社とか、(近所の)松陰神社とかをイメージしていました。
湖のすぐほとりに鎮座されています。南というのはお城の南にある湖という意味だそうです。
とても静かです。大きさもなんというか、向こう側がみえて不安がない、実感できる大きさの湖です。
そして公園もありました。
お城の南というと防御のための堀もかねていたのかな、とちょっと思ったのですが、空気感がのんびりしてて楽しそう。
帰宅後調べたら、この「公園」的なものを日本で最初につくった方とのことです。
武士も民もみんながここで遊べる行楽地です。
そして、白河の男性たちと会津の女性たちの縁結びもここでされた、ということであったのでリアル縁結びの神さまです。
フェンスの向こうにあって近くには行けませんが、案内板に「明治記念館(ランプカフェ)」とありました。
明治16年に西白河郡役所として建てられ、南湖公園に移築・復元された建物だそうです。
手水舎が涼しげな音をさせていました。
仁(人を思いやる心)を大事にしなさい、という事かなと思いました。
論語の言葉だそうです。解釈はいくつかあるそうです。
江戸時代の改革をした方という事ですが、この湖は松平定信公にとってのリゾートだったのではないでしょうか。
お茶室だったり、カフェがあったりして。ゆっくりされていたように感じました。
お稲荷さんらしいしっとりしたお社です。
もともと、こちらにおられた方かな。
福島、東北はお米もとれて酒どころ、酒蔵も多いところですしね。
政治家として手腕をふるい、また、リアル縁結びの松平定信公ですが、リゾートでゆったりした時間をお過ごしのようでした。
東湖神社についての記事 → https://divinus-jp.com/archives/21089
松陰神社についての記事 → https://divinus-jp.com/archives/7955
松平定信公の南湖について 吉宗と定信の理想、庶民に寄り添う“遊楽の地 國學院大学メディア https://www.kokugakuin.ac.jp/article/66383
南湖神社 公式サイト http://nankojinja.server-shared.com/