太陽と月は、1ハウス牡牛座。
4ハウス獅子座火星、10ハウス水瓶座冥王星とそれぞれスクエア。
マイペースで新しい自分をスタート、刷新していく新月。
でも、本当はいまのまま、将来も続けていきたい。
新しくなんかしたくない。
自分が持っているモノは手放したくない、できたらこのまま将来のために持っておきたいし、あまり大きな変化は望みません。
ですが
世の中は大きく動きつつあって、将来を考えたときに古いまま、ずっとそのままでいられる状況ではない。
「変わらない」という事は、見た目だけのことであって、実は変わり続けている。
体中の細胞がそうであるように、生まれかわっていく。
さらに
自分ひとりの事だけやってるわけにはいかない。
自分を含めたその場、居場所、基盤をどうにかしたい。
生活をしたり、仕事をする場所、仲間、家族と一緒にもっと、生き生きとした時間をすごしたい。
だとしたら、自分のことだけしているわけにはいかない。
自分の独り占めじゃダメだから、共有したり持ち出したりする事もありそう。
という新月です。
不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)の強い配置なので、葛藤が強く、一見、動きそうにないけれど緊張の高い配置です。
こういった時には欠けの蠍座の部分のテーマが打ち出されることがあります。
信頼、とか、共同体の共通の財産とか、性と死など、軽いテーマではありません。
また新月を調停しているところに、ドラゴンヘッドから、土星、金星、海王星、水星が12ハウスにあります。
見えないところでいろいろ、調整しているのですが、やや混乱しています。
陰謀論や、暴露なども読めるので、不安な時期だと思います。
海王星は牡羊座に移動しており、魚座には土星があります。
サイン違いなので、土星の抑制がやや効いておらず、アレコレとネットの噂や炎上案件がありそうだし、
希望があるけれど、実際、どうにかなるのだろうか、と不安になる、いう状況です。
また、4ハウスの火星は東京でのアセンダントのルーラーです。
ここを見ると、淡々と過ごす生活以上に、生きがいのある生活、年に何回かイベントがあったり旅行にいけるようなレベルの生活を求めて、ネットでの声や、空気感が盛り上がっていき、それが社会の中で動きの一端を示すこともありそうです。
ただ、新月はこの12ハウスのステリウムと関わっていなので、不安や将来の動きは見えているけれど、実際に動くのはまだ、先だと読んでいます。
なかなかしんどい新月ですが、このあと4月1日に金星が牡羊座に入ります。
また、火星も逆行前の位置に戻っていって、人間関係やお金、について、なんとなくグジグジしていたけれど、決着というか勝負をつけていく時期になります。
金星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/87236
火星が獅子座に入ることについてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/88368
アイキャッチは、新月の度数、牡牛座8度「雪におおわれていない土地にあるソリ」
AIは花の咲く野原のそりを描きました。
いまは、必要ないけれど後になって役に立つものを大切にする度数。
まずは、自分だけじゃなく自分の居場所、大きく言うと国、あるいは、基盤とそれをともにする人たちのため。
あるいは世界共通の人権があるべきという理想のため。
そういった時に「今は必要がないものを大切にする」という感覚をもって、新しく自分を変えていくには、なかなかしんどいかもしれません。
月が金星に近づきます。早く起きた朝にギラギラと光る金星を見つけましょう。
(国立天文台のサイトから → https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/04-topics03.html )
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html