6月9日 火星が牡牛座に入ります。
火星は前へ押し出すパワーのある天体。
それが牡牛座に入ることで、私のお金、私の身体、私の才能について、それを得ること、磨くこと、押し出していきます。
自分だけの感覚を信じているので、視点て、自分のものにすること、身につけることに情熱を傾けます。
同じことを繰り返し実行し、確認してゆっくり先に進みます。
そこで、自分がここに生きているという実感を身体で確認し安心を得ることを求めていくのです。
すでに木星は牡牛座から双子座に移動したあとで、太陽や金星なども双子座にあります。
しかし、水瓶座に冥王星があり、入ったとたんにスクエアという配置になります。
木星が双子座についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/78695
水瓶座の冥王星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/72495
火花が散るような、力くらべのような配置なのですが、
一方で「当たり前だと思っていたけれど、そうではないと気がついたので、それに集中していく」という配置です。
なので、自分にそのパワーが向いていくと、
いままでずっと我慢してきた、という事や、自分自身の可能性がなんとなくわからなかった、という方はこの配置で、方向転換となったり、才能に気づいたりすることもあるでしょう。
土から芽吹いて花開くようです。
しかし、それも穏やかに花開く、という雰囲気はありません。
そうだとしても、美しい花は養分のたくさんある土から咲くのです。
その前兆は双子座の新月の6月6日から始まっていて、牡牛座に火星がはいった6月9日から実感されると思います。
特に、満月に向かうときの不動宮に月が入る6月10日から12日、17日から19日まではイベント(事件、事故)のあるような不穏な配置です。
これを避けるには、「コレコレしかない」という決めつけをするのではなく
いろんな可能性を想定しておくことと、選択肢を用意しておくことです。
そこは太陽が双子座にあるので、いろんな可能性を想定する、やってみることは、難しいことではないと思います。
世間のムードに流されず、そして頑固にならず、いろいろあらかじめやっておく、という姿勢です。
でも難しいですよね。
個人としては、自分のペースを守ってやり方を守っていく時期になると思います。
それに対し社会や世界が変わるなかで、そのマイペースをどこまで貫くのか、という事もテーマになると思います。
常に新しさを入れながら、でも、根本は変わらないという老舗の姿勢がお手本になると思います。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。