薬祖神社のお祭りにうかがったときに、神さまは、こちらからいらしていたとうかがったので、一度は来ないとね、と思っておりました。
お名前の五條は、以前上野にあった五条町からだそうです。
今はアメ横の入り口近くになります。
天神は、上野公園内の天神山(摺鉢山)に創建されたことから、とのこと。
相殿には菅原道真公もいらっしゃいますが、最近(江戸時代)のこと。
縁起としては、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、ご加護をいただいた
大己貴命(オオナムチノミコト)と 少彦名命(スクナヒコノミコト)をおまつりしたことから。
この二神さまは、医薬の神さまでもあります。
公園のほうにも立派な鳥居はあるのですが、
こちらは不忍池(しのばずのいけ)方向の鳥居。
こちらからうかがいます。
これは、やさしいなあ。
病気平癒や健康祈願の方も多くいらっしゃるようです。
周囲に、そんな波動が少しあります。
神社のページにも書いてありますが、
具合の悪い方のご自身での、参列の必要はないようなので、
ご本人がこられるより、どなたかに人形(ひとがた)を納めることをおすすめしています。
体調の悪い方が無理をして、ここに来られると、
周囲の波動をむしろ感じて、「もらって」しまうのかもしれません。
こちらは日本橋の薬祖神社にもおでましになる神さま。
薬祖神社は、10月「薬と健康の週間」の金曜午後にだけ一般に参拝できます。
記事は、こちら。
提灯や賽銭箱の神紋はなんだろう?
稲穂とも聞きましたが、これは粟(あわ)じゃないかな。
稲よりも日本に渡来した時期は早く、育成時間も短く、
以前はよく食べられていたらしいのです。
食と身体、健康は結びついているのかもしれません。
江戸初期、上野の山の繁栄を願って、山内の各入口に祀った中のひとつ、
らしいけど、あとの残りは、わからない。
小さくキュッとしたパワー。カワイイ。
五條天神社
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