2022年5月11日 木星が牡羊座に移動します。
2021年12月29日木星が魚座にはいったのですが、あっという間に5月11日に牡羊座に移動します。(ここをAパートとします)
その後、木星は逆行し、10月28日には魚座に戻ります。
そして、再度、牡羊座に移動するのは、12月20日です。
その後、2023年5月27日に牡羊座から牡牛座に移動します(こちらをBパートとします)
再度、魚座に戻るので5月の牡羊座の木星入りは「お試し」感覚があります。
でも、前半(Bパート)と後半(Bパート)がそれぞれ、約5ヶ月です。
なので、今回、2022年5月に牡羊座に入る木星の期間は、「お試し」ではないのです。
ちょうど天頂に木星がのっています。
新しいこと、チャレンジすることに社会全体が向かっていくようです。
ただ、この前日から水星が逆行しています。
そして、このあとの逆行中の5月20日、この木星とセクスタイルとなります。
新しいチャレンジって、どうするの?という具体的な方法について、この水星逆行中は試行錯誤していきます。
水星の逆行と、木星のサイン移動があって、突然の変更やイベントが起こりやすく、バタついた感じはするかもしれません。
ただ、それは必要な見直しだったり、時間を待つことだったりするので「悪い」ことではありません。
この水星の逆行については、こちらで → https://divinus-jp.com/archives/59187
また、5月25日に火星が牡羊座に入り、6月3日に水星逆行が終わると、やりにくさも解消するでしょう。
でも、この水星逆行では、大枠のテーマである、牡羊座の木星というテーマの見直しはありません。
魚座で木星は「なんでもアリ」の価値観を示していました。
「みんな、一緒だよね?」という思いは、傷ついたり、声をあげる力もないような弱者に手をさしのべるような「美しい」価値観もありました。
しかし、一方で、ウクライナへのロシアの侵攻は、「みんな、一緒だよね?」「その土地もロシアだよね?」という価値観でもあったように思います。
魚座の木星は許し、とか、癒し、だけでないと思うのです。
魚座の木星についての記事
→ 木星が魚座へ 牡羊座へ 2022年
→ 木星の魚座は「癒やし」「許し」「解放」だけか?
上の「木星が魚座へ 牡羊座へ 2022年」の記事でも書いたのですが、再度、ここにも書いておきます。(以下引用)
一方、今は山羊座には冥王星があります。
風の時代といっても、冥王星が土のサインである山羊座から水瓶座に移動する2023年(本格的には2024年)からが本格的な風の時代になると思います。
なので2022年は、冥王星が水瓶座に移動する前の「転換期」であるとも言えます。
土の時代から、200年ぶりに風に時代に変わっていくと次第に、実績やお金、土地に重要な価値を置くことから離れていきます。
いままで「良いモノ」認識されていた実績や、権力、お金といったものが少しずつ、話題性が薄れ、魅力がなくなり、既に興味を引かなくなり、終わったコンテンツ、オワコンになっていくと思うのです。
その時代がくる前の1年が2022年。
魚座のいろんな価値観ありの「過渡期」と、牡羊座の新しいものをやってみたい「変革期」の交わる1年です。(引用ここまで)
木星が魚座へ 牡羊座へ 2022年 の記事はこちらで → https://divinus-jp.com/archives/57406
2023年の天体移動については、こちらの記事で → 2023年 冥王星 水瓶座 移動
この牡羊座の木星が示す価値観は「新しいものって良いモノだよね」「勝負にでてみよう」「試しに賭けてみよう」
です。
一方で、山羊座には冥王星があります。
こちらの価値観は、「社会のルール、いままでのやり方に従うこと」「今、ここで見せられる実績や売り上げ」について現実とすること、です。その結果は数字やモノで示すことです。
冥王星なので、いまの社会のルールを絶体従うことを示しつつ、それを壊して再構築していきます。
この山羊座冥王星の価値観と、この牡羊座木星の価値観は当然、対立します。
しかし、再度、木星が牡羊座にはいっていく2023年3月には、冥王星は水瓶座に移動していくのです。
なので、いまの社会としての価値観と個人の新しいアイディアの対立という構図はこの2022年5月からの牡羊座の木星期間の特長になりそうです。
そして、土星を意識することは大事です。
木星が膨らませいったものを、現実にするのは土星の役目です。
この時期、水瓶座の土星と牡羊座の木星は、直接のアスペクトはありませんが、サイン的にはセクスタイルです。
新しいもの、従来のルールにしばられない事、あるいは組織ではなく個人で動くことについて、やってみましょう。
実証実験を積み重ねていくイメージです。うまくノルようなら、本格稼働です。
魚座でいろんな価値観、方法をだしておく時期(2022年5月10日まで)には、どんなことも否定せずに認めること、でした。
そのあとの牡羊座木星の時期(2022年5月11日から10月28日)は、チャレンジしてみること。
否定されたら、すぐ出直しするこだわりのなさも大事。「あ、ソウすか。じゃ、また」くらいの軽さ。
賭けやスリル、あるいは戦っていくことを楽しむこと。
勝っても負けても恨みっこなしよ。
また、火のサインは久しぶりに大きな天体が入ってきます。(2019年に射手座に木星があったのが最後です)
なんとなく元気がなかった火のサインの方々(牡羊座、獅子座、射手座)は、この牡羊座に木星がある時期は、動けるようなら動いておくのをおすすめです。短いので有効に活用しましょう。
カンタンにみると、牡羊座の木星がご自身のホロスコープの何ハウスにあるか、をみてみましょう。
そこをチャレンジしていくのがテーマです。
もちろん基本は、ネイタルチャートにあります。
そこを読まずに、牡羊座のある木星だけみても意味がありません。
そして、結果を出していくのは、水瓶座の土星のあるハウスです。
ちょっと苦手かもしれませんが、ここもお忘れなく。
無料のホロスコープの出し方は、こちらで 記事を書いています。
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